高速道路インターチェンジ合流部分で自動運転車に情報提供を検討…国土交通省

自動車 テクノロジー ITS
自動運転実験車「Highway Teammate」によるデモ走行
自動運転実験車「Highway Teammate」によるデモ走行 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、高速道路のインターチェンジ合流部分で道路側からの情報提供による自動運転の支援について検討する。

政府は2020年度までに高速道路での自動運転を実現する目標を掲げている。高速道路での自動運転は、自動車単独の技術による取り組みが先行している一方で、複雑な交通環境下では道路と車両の連携が必要となる。

このため、国土交通省では、インターチェンジ合流部や事故車両など、自動運転車が対応できない複雑な交通環境下、道路側からの情報提供して支援する仕組みについて2017年度から検討する。

具体的には、渋滞など、高速道路本線の状況についての情報を、道路側から情報を提供、これを受け取った自動運転車は本線への進入速度やタイミングを調整して安全に合流する。

テストコースでの走行車両への情報提供実験など、技術的な検討を道路側と車両側が連携して進めるため、国土技術政策総合研究所で官民共同研究を実施。情報提供の内容や、情報提供するフォーマットを検討し、情報提供装置の技術的な仕様を作成する。

情報提供では、自動運転車だけでなく、一般車両の安全や交通流の円滑化に活用していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る