【ホンダ CBR250RR】日本仕様はラジアルタイヤと専用の足まわりセッティングを持つ[開発者インタビュー]

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待望の国内デビューとなったHonda『CBR250RR』。
待望の国内デビューとなったHonda『CBR250RR』。 全 15 枚 拡大写真

待望の国内デビューとなったホンダ『CBR250RR』。先行発売されたインドネシア仕様との相違点は多い。開発責任者である株式会社本田技術研究所 二輪R&Dセンター 河合健児さんはこう話す。

【画像全15枚】

「日本仕様を語るうえでにポイントのひとつが専用のカラーリングです。デザイナーはカラートレンドを把握した上で、カラーリングコンセプトを成立させました。3種類用意し、日本とインドネシアでカラーリングコンセプトそのものに違いはありませんが、レッドとシルバーに関してはより日本のお客様に向けた色調を適用しています」

「レッドはカウリング、フレームともにCBR1000RRと同色とすることで、よりCBR-RRシリーズとしてのアイデンティティを表現しました」

「シルバーはインドネシアのダークトーンのカラートレンドに沿った色調から、あえて明るい色味に変更することでカウリングデザインのシャープさをより強調し、日本のお客様の趣向に合わせています」

「なお、日本のCBR250RRは熊本製作所での塗装とすることで、高水準の平滑度と光沢を持った塗装表面を実現しています」

「日本専用仕様としてもう1点。CBR250RRはライダーの車体コントロール性を最大化したメインフレームと、倒立フォークやアルミスイングアームなどバネ下重量の低減を図った足まわりの組み合わせにより、走りの感動を提供する車体をつくりあげているわけですが、このうち日本仕様のCBR250RRは市街地での快適性に加えてワインディングなど負荷の高いシュチュエーションでも、よりライディングに集中しやすい運動性能を発揮できるようラジアルタイヤの採用とサスペンションのセッティング変更をおこなっています」

「ラジアルタイヤの選定にあたっては、市街地での軽快なハンドリングと快適な乗り心地を犠牲にせず、ワインディングでも満足できる性能、さらに性能を長時間維持できるロングライフ性を求めてダンロップSPORTMAX GPR300を採用しました」

「これと組み合わさるフロント倒立サスはバネレートを上げ減衰力を高めることで、ハードブレーキング時などの過度なノーズダイブを抑え、よりスムーズなコーナリング移行に寄与します」

「またリアサスペンションもこれに合わせてセッティングを施すことで、ハイスピードでのコーナリング時に踏ん張りの効くしなやかな性能を提供します」

「これからなるリニアなハンドリングと足まわりの接地感により、ワインディングでのよりアクティブなライディングに配慮した足まわりを備えているのが日本仕様のCBR250RRです」【ホンダ CBR250RR 開発者インタビュー】
1. 若い開発陣で、一目で見ただけで“凄さ”が伝わるものを
2. 必要だったのはバイク好きである自分自身を裏切らないという覚悟
3. 担当領域をクロスオーバーし、議論を繰り返した

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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