ヒュンダイ、韓国に自動運転車専用のテストコースを開設

自動車 ビジネス 企業動向
ヒュンダイモービスの自動運転車専用のテストコース
ヒュンダイモービスの自動運転車専用のテストコース 全 2 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイ(現代)グループの自動車部品大手、ヒュンダイモービスは6月12日、韓国に自動運転車に特化したテストコースを開設した。

このテストコースは、西山走行試験場と呼ばれ、総投資額は3000億ウォン。およそ112万平方mの広大な敷地に、14個の走行試験場と、4つの試験棟を備える。

西山走行試験場の設立の目的は、自動運転車の中核技術を開発すること。テストコースには、仮想の都市、防音トンネル、林道、バス乗り場、ガードレールなどが設置されている。ドライバーが走行中に遭遇する実際の道路環境をそのまま再現して、自動運転車の中核技術を評価する。

また、高度道路交通システム(ITS)の環境を構築し、通信と連携したV2Xベースの自動運転システムの開発も行う予定。レーダー試験では、自動運転のコア技術であるカメラとレーダーなどのセンサー認識性能をテストする。

ヒュンダイモービスの研究開発担当、ヤンスンウク副社長は、「最先端の新技術は、乗客の安全を担保することができるとき意味を持つ。完璧な品質を確保するために、独自の走行試験場を通じた部品の常時検証が不可欠」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  3. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る