京都市交通局は6月13日、「京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン検討委員会」の委員を、市民からも公募すると発表した。
この委員会は、2018年度までに策定することになった、京都市営交通の今後10年間の経営ビジョンを検討するもの。
交通や経営などの学識経験者を招いて設置されるが、京都市では、市営交通が今後も市民の足としての役割をしっかり果たすため、市民も交えてさまざまな視点で議論を行ない、意見を集約したいとしている。
対象は、京都市に住民登録または外国人登録をしている18歳以上で、日本語を理解できること、平日日中に開催される会議に出席できること、国・地方公共団体の議員または常勤の公務員でないこと、交通局以外の京都市付属機関などに2ヶ所以上委員として在籍していないことが条件となる。
2人を募集し、任期は8月から2019年3月末まで。会議は平日日中に6回程度、公開で開催され、出席ごとに委員報酬(1万円)が与えられる。
応募は、必要事項と「日頃、市バス・地下鉄を利用して感じること」と題した小論文(400~600字)を添えて、京都市交通局企画総務部総務課経営計画担当まで郵送で。
締切は6月30日必着で、FAXや京都市交通局のウェブサイトに設置された専用応募フォームからも応募可能。選考結果は7月上旬に応募者へ通知される予定。