【ランドローバー ディスカバリー 新型】より豪華にそしてモダンになった5代目

自動車 ニューモデル 新型車
【ランドローバー ディスカバリー 新型】より豪華にそしてモダンになった5代目
【ランドローバー ディスカバリー 新型】より豪華にそしてモダンになった5代目 全 52 枚 拡大写真

ランドローバーのベーシックラインである『ディスカバリー』がフルモデルチェンジして5代目に移行した。

1989年に登場した当時のランドローバー・ディスカバリーは、上位に位置する『レンジローバー』とは異なる、リーズナブルで親しみやすいモデルであったが、前代となる4代目から高級感をアップ。新型もその路線を変えることなく、レンジローバーと見まごうかのごとく、上級指向の強いモデルとして登場した。

ランドローバー車のなかでディスカバリーは、大きさでいうとラージサイズの位置づけ。その下のミディアムは『レンジローバースポーツ』、上のフルサイズはレンジローバーとなる。従来トラディショナルというキャラクター付けだったディスカバリーだが、今回のモデルからキャラクターはマルチパーパスとなり、より多用途性を重視したモデルとなっている。

5代目ディスカバリーはアルミを多用した新型プラットフォームを採用。最大360kgにも至る軽量化が施されている。日本に輸入されるモデルに搭載されるエンジンは、3リットルV6ガソリンスーパーチャージャーと3リットルV6ディーゼルターボの2種。ミッションは8速ATが組み合わされる。駆動方式はもちろんフルタイム4WDで、オートを含む5種の走行モードを有するテレインレスポンスを装備。

サスペションはフロントがダブルウィッシュボーン、リヤがインテグラルリンクと呼ばれるマルチリンク方式の4輪独立懸架方式でスプリングはエアとなり、幅広い車高調整が可能となっている。

防水リストバンド型の身につけていることで、ドアの開閉などが可能となるアクティビティキーを採用。車両状態をスマートフォンで確認することができるインフォテインメント・システムの「イン・コントロール・タッチ・プロテクト」や「イン・コントロール・コネクト・プロ・パック」なども用意された。

価格はガソリンエンジンのベーシックモデルHSEが779万円、上級HSEラグジュアリーが881万円。ディーゼルはそれぞれ20万円高でHSEが799万円、HSEラグジュアリーが901万円となる。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  2. スズキ『スペーシア』など6740台…4月のリコール記事まとめ
  3. 30年で25台のスバル車を購入、26台目に新型『フォレスター』を選んだ英国スバリストの愛
  4. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  5. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  3. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る