【ルマン24時間】トップ独走の1号車ポルシェにもトラブル発生、大荒れの展開

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017ルマン24時間レース
2017ルマン24時間レース 全 3 枚 拡大写真
日本時間の18日22時にゴール予定の2017ルマン24時間耐久レース。チェッカーまで残り4時間を切ったところで、トップを快走していたNo.1ポルシェ「919ハイブリッド」にトラブルが発生。優勝確実と思われていた1号車がストップする大波乱の事態となった。

序盤からトヨタ勢と激しいトップ争いを演じていた1号車ポルシェ。ナイトセッションの間に立て続けにトヨタ勢を襲ったトラブルにより、トップに浮上。2番手以下がLMP2クラスで10周以上もの大量リードがあったこともあり、このまま走りきれば優勝は確実と思われていた。

ところが、残り3時間50分というところで、突然パワーを失いスローダウン。また不運なことにトラブル発生場所がコース序盤のテルトルルージュ付近ということで、ピットに戻るまで10km以上走らなければいけない。スティントを担当していたアンドレ・ロッテラーもできる限りの対策を施すが、ユノディエールの第2シケインを通過したところでストップ。そのままマシンを降りた。

これにより、総合トップはLMP2クラスのNo.38ジャッキー・チェンDCレーシングが浮上することになるのだが、その2周後方に2号車ポルシェが追い上げ中。またNo.8トヨタ「TS050ハイブリッド」も11番手まで挽回してきている。

今年は例年より暑いコンディションになっており、それが影響している可能性が非常に高い。チェッカーまで残り3時間。誰も予想していなかったサバイバルレースに突入していきそうだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る