スバル アイサイト に新機能…全車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を自動制御

自動車 テクノロジー 安全
アイサイト
アイサイト 全 4 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)は6月19日、運転支援システム「アイサイト」を大幅進化、新機能として全車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を自動制御する「ツーリングアシスト」を搭載すると発表した。

大幅進化した「アイサイト」は、今夏発表予定の新型『レヴォーグ』『WRX S4』全車に標準装備する。

アイサイトは2008年に発表した、ステレオカメラによる前方状況認識と高度な制御で安全運転を支援するスバル独自のシステム。ステレオカメラは車両前方を監視し、距離を測ることができるほか、クルマや歩行者、区画線などを識別、ブレーキランプの認識などを行う。そこから得た情報と走行状況をもとにソフトウェアが必要な制御を判断し、クルマの各ユニットを適切に制御する。また、さまざまなセンサーを組み合わせ、あらゆるシーンでより高度な運転支援を実現している。

新機能ツーリングアシストは、アイサイトの車線中央維持の作動領域を従来の60km/h以上から0km/h以上へと拡大するとともに、先行車追従操舵を追加。全車速域追従機能付クルーズコントロールと組み合わせることで、高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動制御して、ドライバーをアシストする。ステレオカメラによる区画線と先行車の2つの認識情報を併用することで、幅広いシーンで安定した動作を実現。運転負荷を大幅に軽減する。

また、進化版アイサイトを標準装備する新型レヴォーグ、WRX S4は、スバル国内仕様初となる後退時自動ブレーキシステムの採用や、ドライバーの認識範囲を拡げるアイサイトセイフティプラスを設定。総合安全性能にさらに高めている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  4. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る