中央分離帯を乗り越えた対向車と衝突、軽乗用車の運転者が死亡

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19日午前6時15分ごろ、福岡県筑紫野市内の国道3号を走行していた乗用車が中央分離帯に衝突。これを乗り越えて対向車線側へ逸脱し、対向してきた軽乗用車に衝突する事故が起きた。後続車1台も巻き込まれ、3台関係の多重衝突に発展。軽乗用車の運転者が死亡している。

福岡県警・筑紫野署によると、現場は筑紫野市針摺東3丁目付近で片側2車線の直線区間。乗用車は第2車線を走行中に中央分離帯へ衝突。これを乗り越えて対向車線側へ逸脱するとともに、直後に対向側の第2車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突。その後ろを走行していたトラックが軽乗用車に追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で軽乗用車が大破。運転していた太宰府市内に在住する48歳の男性は全身を強打し、近くの病院へ収容されたが、出血性ショックなどが原因で死亡。トラックを運転していた66歳の男性も打撲などの軽傷を負った。逸脱した乗用車を運転していた小郡市内に在住する74歳の女性も軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

乗用車は事故の直前、車線変更しようとしていたが、この際に中央分離帯へ衝突したものとみられており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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