レベル4以上の自動運転技術に対応する保険商品---損保ジャパン日本興亜と東京大学が共同研究開始

自動車 テクノロジー 安全
自動運転車(参考画像)
自動運転車(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

損保ジャパン日本興亜は、レベル4以上の自動運転技術に対応した新保険商品開発を目的として、2017年5月から東京大学と共同研究を開始したと発表した。

自動運転車の実用化に向けた産官学一体となった取組みが活発化する一方、自動運転により発生する新たなリスクや事故形態に対して保険制度がいち早く対応していくことが重要となっている。こうした状況下、損保ジャパン日本興亜は「被害者救済費用特約」の新設や「無過失事故の特則」の改定を実施するなど、運転者が介在するレベル3までの自動運転技術がもたらすリスクに対応した商品を2017年7月から提供している。一方、レベル4以上の自動運転技術の実現およびそれに対応する保険商品の開発には、事故発生時の法律上の賠償責任関係の整理に加えて、社会的受容性の向上が必要であり、まだ多くの課題が残されている。

今回、損保ジャパン日本興亜は、自動運転について最新の知見を有する東京大学と共同研究契約を締結。自動運転車固有のリスクと事故形態や、事故発生時のデータ解析による事故原因究明などをテーマとした、東京大学が実施するレベル4以上の自動運転技術に関する実証実験への参画を通じ、自動運転に関する各種データを収集。自動運転車に最適な保険商品の開発を強化していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る