【ものづくりワールド2017】3D都市モデルデータを新型車開発に活用…ゼンリン

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3D都市モデルデータ
3D都市モデルデータ 全 3 枚 拡大写真

地図大手のゼンリンは、21日から23日まで都内で開催されている「日本ものづくりワールド / 3D&バーチャル リアリティ展」に出展し、3D地図データの活用事例について展示している。カーナビ用に収集していたリアルな3D地図データの資産を他のビジネスに活用したものだ。

【画像全3枚】

これは「3D都市モデルデータ」と呼ばれ、景観や建物の見た目も含め、正確に再現していることが特徴で、ドライブシミュレーションなどで利用されるものだという。「新型車を開発するときなどに、街の景観の中に新しいデザインの車両を置いてみて、実際にどう見えるかを評価するために利用されています」と担当者は説明する。またそのほか、「トラックの開発をする際に、片側一車線などの道路でトラックがスムーズに走れるかを評価するケースもありました。」
新型車のデザインを都市の景観のなかで評価する際のイメージ。都市景観がリアルに再現されている。

このデータはもともと、「ゼンリンの子会社であるジオ技術研究所が製作したもので、カーナビのガイダンスに利用するリアルな3D表示用のデータとして作られたものですが、2013年ごろから、このデータをCADでも使える汎用的なFBX形式のフォーマットとし、他の用途への展開を始めました」とのことだ。

またゼンリンならではの特徴として、ネットワークデータも提供可能な点が挙げられる。3D都市モデルデータの道路形状に合わせた「3D誘導ネットワークデータ」を組み合わせることで、スムーズなドライビングシミュレーションが可能だとする。

主な販売先としては「自動車メーカーがメインです。新車開発の時に利用いただくケースが多いです」とのことだ。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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