昭和の気動車で乾杯…平成筑豊鉄道キハ2004号が「ビアガーデン」に 7月22日

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準急『ひかり』のヘッドマークを取り付けたキハ2004。7月22日には同車内でのビール飲み会が初めて行なわれる。
準急『ひかり』のヘッドマークを取り付けたキハ2004。7月22日には同車内でのビール飲み会が初めて行なわれる。 全 1 枚 拡大写真

平成筑豊鉄道は7月22日、キハ2004号の車内でビールを楽しむ「ビアキハ2004」を金田駅車両基地南側会場で開催する。

キハ2004号は、北海道沼田町の恵比島(えびしま)駅と昭和駅を結んでいた留萌鉄道が、1966年に導入したキハ2000形で、1969年には茨城県ひたちなか市の勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶ、茨城交通湊線(ひたちなか海浜鉄道の前身)に転入した。

2015年に引退してからは、有志団体「キハ2004号を守る会」の主導でインターネット募金(クラウドファンディング)による保存が実現。福岡県の平成筑豊鉄道金田車両基地へ搬入され、今年4月からは、「準急色」と呼ばれるクリーム色と赤帯の車体に、九州ゆかりの「準急ひかり」のヘッドマークを付けた姿で公開されている。

「ビアキハ2004」の開催時間は18時から20時まで。キハ2004号には冷房がないため、隣に冷房付きの500形501号「へいちく浪漫号」が設置される。

参加費用は4000円。申込みは「キハ2004号を守る会」までメールか、平成筑豊鉄道「ビアキハ2004」までハガキで。

また、この開催に合わせて、17時から18時まではヘッドマークを付けたキハ2004の撮影会も開催する。参加には「ちくまるキップ」(大人1000円・子供500円)、または、ちくまるグッズの購入が必要(「ビアキハ2004」参加者は不要)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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