京阪電鉄、伏見稲荷大社の「玄関駅」リニューアル…観光客増加にあわせ

鉄道 企業動向
駅舎のリニューアル後のイメージ。11月の完成を目指す。
駅舎のリニューアル後のイメージ。11月の完成を目指す。 全 2 枚 拡大写真

関西大手の京阪電気鉄道は6月28日、京阪本線の伏見稲荷駅(京都市伏見区)をリニューアルすると発表した。7月上旬から工事に着手し、11月の完成を目指す。

【画像全2枚】

伏見稲荷駅は深草~鳥羽街道間にある駅。駅から徒歩約5分のところには、全国各地の稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社」がある。

駅舎には伏見稲荷大社の千本鳥居をイメージした朱色の列柱を設置。外壁に黒系の仕上げ材を用いることで朱色を際立たせるという。ホームは上屋の欄間とキツネの意匠を継承しつつリニューアルする。このほか、トイレを移設するとともに面積を拡大。個室の全面洋式化や温水洗浄便座・便所除菌クリーナー・ハンドドライヤーの設置などを行う。

京都府の公表資料によると、伏見稲荷駅の年間乗車人員(推計値)は2005年度が138万2000人(うち定期客60万2000人)だったのに対し、2015年度は195万2000人(同41万3000人)。定期客は減少しているが、全体では増加している。京阪電鉄は「近年、訪日外国人をはじめとする多くの観光のお客さまにご利用いただいています」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  2. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  3. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  4. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 初心者必見! ブレーキ強化で失敗しないための「キャリパー比較」入門~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る