三菱自動車は6月29日、5月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。総生産台数は前年同月比30.0%増の8万6393台、5か月ぶりのプラスとなった。
国内生産は同48.1%増の3万6047台で14か月ぶりのプラス。海外生産も同19.5%増の5万0346台で2か月ぶりのプラスとなった。
国内販売は同110.9%増の5833台で2か月連続のプラス。登録車は『デリカ D:5』や『アウトランダーPHEV』が順調で、同22.3%増の2267台、軽自動車も前年同月に燃費データ不正問題で販売中止となった『eK』シリーズの反動増で、同291.0%増の3566台と大幅に伸びた。シェア(含む軽自動車)は同0.8ポイントアップの1.7%だった。
輸出は同7.6%減の1万9775台で、14か月連続のマイナスとなった。