ポルシェ、日本向けニューモデルの装備拡充…コネクティビティ向上やパワーアップキット

自動車 ニューモデル 新型車
ポルシェ911カレラ(参考画像)
ポルシェ911カレラ(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

ポルシェ ジャパンは6月30日、大幅に装備を拡充したニューモデルイヤーを発売すると発表した。

ニューモデルイヤーでは、全モデルラインのインテリアとエクステリアに多数のニューカラーを加えるとともに、インターネットサービス「ポルシェ コネクト」の機能を拡張。さらに、911Sモデルの工場装着装備(ポルシェ エクスクルーシブ)として30psのパワーアップキットが注文可能となる。

ポルシェ コネクトについては、コンシェルジュによる個人向けオンデマンドサービスを日本でも開始。飛行機やレンタカー、ホテル、レストランなど予約ができるほか、コンシェルジュが目的地をポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCM)のナビに送信することもできる。機能を拡張したポルシェ コネクトはニューモデルイヤーから「911」「ケイマン(718)」「マカン」「カイエン プラチナエディション」「パナメーラ」に標準装備される。

また、ニューモデルイヤーの拡張に加えて、パナメーラ モデルで導入された全てのポルシェ コネクト サービスをコネクト プラスオプション装備車両に追加。コンシェルジュ サービス、天気予報、駐車場情報等の機能を3年間無料で使用できる(コンシェルジュ サービスは3か月間無料)。

ポルシェ エクスクルーシブでは、「911カレラS」「911カレラ4S」「911タルガ4S」の全モデルに30psの出力を増強して450psにパワーアップするキットを提供する。パッケージには、大型のターボチャージャー、ダイナミックエンジンマウントを含むスポーツクロノパッケージ、改良されたブレーキクーリングシステム、中央に2本のテールパイプを備えたユニークなデザインのスポーツエグゾーストシステムが含まれている。

内外装の新カラーについては、独特の色合いを持つ特別色「クレヨン」が911と718の全モデルで選択可能となるほか、中間研磨を施したサフランイエローメタリックの4層コート塗装を911専用として用意する。「911タルガ4Sエクスクルーシブ デザインエディション」は、エトナブルーのボディとグラファイトブルーのインテリアも注文可能。「911ターボ」と「911ターボS」は、ボディカラーにサフランイエローメタリックを選択できる。

そのほか「カイエン」にはパープライトメタリックとパラジウムメタリックのスペシャルカラーなどを追加する。「マカン」にはブラック/ルクソールベージュのレザーインテリアを追加。「パナメーラ」は、バーガンディーレッドメタリックとリストレットブラウンメタリックの新色、ブラック/ルクソールベージュのレザーインテリアも注文可能となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. ダイハツが歩行領域モビリティ『e-SNEAKER』発売、年間500台目標
  3. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る