ボルボ・カー・ジャパンは7月3日、『V40』などのキャップレス給油口に不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『V40』と『V40クロスカントリー』の2車種で、2015年6月16日から2016年1月14日に輸入された2157台。
キャップレス給油口のシール材質が不適切なため、洗剤等の水分によりシール性が低下し、雨水等が燃料タンク内に侵入することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エンジン出力が低下し、警告灯が点灯、最悪の場合、走行中にエンストし、再始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、キャップレス給油口を対策品に交換する。
国内において不具合は24件発生、事故は起きていない。市場からの品質情報により発見した。