33万円の電動アシストMTBを投入、パナソニックがスポーツモデルを強化

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パナソニックの電動アシストマウンテンバイク「XM1」とパナソニック サイクルテックの片山栄一社長
パナソニックの電動アシストマウンテンバイク「XM1」とパナソニック サイクルテックの片山栄一社長 全 5 枚 拡大写真

パナソニックは7月4日、都内のホテルで国内メーカー初となる電動アシストマウンテンバイク(MTB)「XM1」を9月1日から発売すると発表。今後、この商品を起点に新しい商品を次々に出して、スポーツモデルの強化を図っていくという。

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XM1は、街中や公道で乗りように加え、野山や林道を自由に駆け巡ることができる、新しいスタイルの電動アシスト自転車で、走りを楽しむための新装備・新機能を搭載している。例えば、路面からの衝撃や新道を吸収して快適な走行を可能にする「フロントサスペンション」をはじめ、走行速度や距離表示とともにアシストパワーを表示する「センタ液晶ディスプレイ」、オフロードでも安定して走行できる「27.5×2.2HEタイヤ」、雨の日でも優れた制動力を発揮する「前後ディスクブレーキ」といった具合だ。

また、フレーム一体型のバッテリーを搭載することにより、すぽーつバイクとしてのデザインにもこだわったという。バッテリーの容量は36V-8Ahで、約3時間の充電でハイモードでは約42km、エコモードでは約78km走ることができる。特に20km/h前後での継続走行や高ケイデンス走行で力を発揮するそうで、従来の電動アシスト自転車とは違う乗り心地を体験できるという。確かに試乗してみると、急な坂道でも楽に登っていけることができた。

日本の電動アシスト自転車の市場は約60万台で、通学・通勤、子どもの送迎や街乗りで使われるケースがほとんどだが、約70万台の市場である欧州はスポーツ用とが主力のマーケットになっている。「近い将来、日本でも同じようになる。現在、電動アシスト自転車の中でスポーツバイクが占める割合はまだ2%だが、数年以内に10%になると思う」とパナソニック サイクルテックの片山栄一社長は話す。

そこで、ライバルのヤマハ発動機やブリヂストンに先駆けて電動アシストMTBを出したわけだ。価格は33万円で、初年度200台の販売を目指す。「高いと思われるかもしれないが、欧州は業界平均が24万円で若干高い程度だ」と片山社長は話し、こう付け加える。

「これからこの商品を起点にどんどん新しい商品を導入して、電動アシストMTBの新しい使い方、新しい自転車の楽しみを提供していきたい」。パナソニックでは今後、より低価格の電動アシストMTBも投入していく方針で、電動アシスト自転車市場でトップの座をさらに強固なものにしていこうというわけだ。

《山田清志》

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