【MX-5カップジャパン 第4戦】今村大輔、初優勝で世界一決定戦出場へ前進

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グローバルMX-5カップジャパン 第4戦
グローバルMX-5カップジャパン 第4戦 全 10 枚 拡大写真

世界同一仕様車による本格的なワンメイクレース「グローバルMX-5カップジャパン」第4戦が7月2日、岡山国際サーキットで開催された。

今回は世界を目指すグローバルクラスに8台、日本独自に設定されたジェントルマンレーサーのためのエンブレムクラスに3台が出場した。公式予選では、前戦トップでチェッカーを受けながら、ペナルティで5位となった#5 今村大輔が1分49秒034で2戦連続のポールポジションを獲得。2番手に第3戦を欠場していた開幕2連勝の#7 山野哲也、3番手に岡山をホームコースとする#19 吉本晶哉が続いた。

気温31度、路面温度39度という暑さの中、14時23分に45分の決勝レースがスタートした。オープニングラップで#36 佐々木孝太は予選7番手から一気に3位までジャンプアップ、ポールの今村と、予選2番手の山野の後ろにつけ、この3台でトップグループを形成。#84 桧井保孝、#740 吉田綜一郎、#88 村上博幸、#21 高田匠の4台が数珠つなぎとなって4位争いという展開となった。その中、3番手スタートの吉本はスタート直後からブレーキトラブルが発生し、3度のピットインで修復を試みるもリタイアとなった。

8周目、3番手走行中の佐々木がバックストレートのスリップを利用し、ヘアピンで山野を逆転、さらに首位の今村を猛追。13周目からは今村と佐々木の差が1秒以内となり、何度も並びかける。しかし、今村は要所で隙のない走りを見せ、45分を経過した25周目でトップでチェッカーを受けた。今村は嬉しい初優勝、佐々木が2位、開幕2連勝の山野も3位表彰台を確保した。一方、エンブレムクラスは、「月刊自家用車/オートメカニック」から出場の#56 山本晋也が優勝した。

第4戦の結果、10月に北米ラグナ・セカで開催される「世界一決定戦」へ出場の権利を残すのは、ランキングトップの今村、2位の吉田、シリーズポイントは5戦中4戦の合計で争われるため、第3戦を欠場しつつも4位につける山野の3名に絞られた。今シーズンのフィナーレとなる第5戦は9月24日、富士スピードウェイで開催される。

《纐纈敏也@DAYS》

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