出光興産、昭和シェルとの合併を巡る争いは法定闘争へ---創業家株主が新株発行差止めの仮処分申し立て

自動車 ビジネス 企業動向
東京地方裁判所
東京地方裁判所 全 1 枚 拡大写真

出光興産は、同社の大株主である創業家が東京地方裁判所に新株式発行の差止め仮処分の申立てを行ったと発表した。

出光興産は公募による普通株式4800万株を発行することを決定した。昭和シェル石油との合併するため、これに反対している創業家の出資比率を3分の1以下に引き下げることが目的と見られる。

これを受けて大株主である日章興産、出光昭介氏、出光正和氏、出光正道氏、出光文化福祉財団、出光美術館らが「新株発行は現経営者の支配権維持を主要な目的としたもので、著しく不公正な方法による発行」として出光興産の新株発行の差し止めるための仮処分を申し立てた。

昭和シェルとの合併を巡る出光興産の経営陣と創業家との争いは法廷闘争に発展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る