PSAグループのオペル買収、EU規制当局が承認

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ジュネーブモーターショーで握手するPSA、オペル、GMのVIPら。
ジュネーブモーターショーで握手するPSA、オペル、GMのVIPら。 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車大手、PSAグループは7月5日、PSAグループによるGM傘下のオペル買収が、EU規制当局から承認された、と発表した。

PSAグループは2017年3月、GMからオペルを買収することで合意。買収価格は22億ユーロ。これにより、PSAグループは欧州市場において、フォルクスワーゲンに次ぐ第2のグループを形成する。またGMは、不振の欧州事業を再構築し、いっそうのリストラを進める。

今回、EUの規制当局は、PSAグループがGM傘下のオペルを買収することを承認。この買収が、独占禁止法に抵触しないとの判断を示した。

なおこの買収には、PSAグループがGMファイナンシャルヨーロッパおよびBNPパリバを取得することも含まれる。PSAグループのGM欧州金融部門の買収は、EU独占禁止法の審査の対象となっており、2017年下半期に、当局の判断が示される予定。

PSAグループの企業戦略担当、Patrice Lucasマネージャーは、「今日、大きな一歩を踏み出した。現在、2017年後半に予定されているすべての買収手続きの完了に焦点を当てている」と述べている。

《森脇稔》

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