エヌビディア、中国百度と提携…自動運転車向けAIの開発加速

自動車 ビジネス 企業動向
中国百度(バイドゥ)の自動運転開発車両
中国百度(バイドゥ)の自動運転開発車両 全 1 枚 拡大写真

画像処理用半導体(GPU)を手がけるエヌビディア(NVIDIA)は7月6日、中国のインターネット検索最大手、百度(Baidu=バイドゥ)と提携すると発表した。

今回の提携は、世界有数の人工知能(AI)テクノロジーを自動運転車やクラウドコンピューティング、AIによるホームアシスタントなどに導入するのが目的。エヌビディアの自動運転車向けプラットフォーム、「DRIVE PX」を、百度の自動運転車に採用。中国の大手自動車メーカーと共同で、自動運転車の開発に乗り出す。

エヌビディアのIan Buck副社長は、「今回の提携によって、両社が持つ優秀な技術リソースを、AIコンピューティングプラットフォームの構築に充当できる。このプラットフォームは、学術研究機関からスタートアップ企業まで、さまざまな組織で画期的なAIアプリケーションや自動運転車の構築に携わるすべての開発者を対象とするもの」とコメント。

百度の陸氏は、「エヌビディアと百度は、Apollo自動運転車プラットフォームを共同で研究。さらに、エヌビディアの自動車テクノロジーを活用していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る