【新聞ウォッチ】「『神宿る島』宗像・沖ノ島」世界遺産に決定、日本では21件目

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【新聞ウォッチ】「『神宿る島』宗像・沖ノ島」世界遺産に決定、日本では21件目
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年7月10日付

●内閣支持続落36%、不支持最高52%、本社世論調査(読売・1面)

●内閣改造来月3日、稲田防衛相交代へ(読売・1面)

●IS拠点モスル「解放」イラク首相が声明(朝日・1面)

●沖ノ島世界遺産決定、ユネスコ委,勧告覆し8資産一括(毎日・28面)

●「非自動車関連に注力」住友電工社長、売上高5割超に、5年で(日経・5面)

●ニュース一言、ダイハツ工業三井会長(日経・5面)

●広島経済特集、マツダ世界販売快走、大型SUV投入安全性能も追求(日経・20面)

ひとくちコメント

日本列島に登録されている世界遺産がまたひとつ増える。ポーランドのクラクフで開かれているユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の世界遺産委員会が、日本が推薦していた福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を世界文化遺産に登録することを決定した。

「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、福岡県宗像市の沖ノ島や宗像大社など8つの構成資産から成る遺産群だが、この遺産群すべてを世界文化遺産に登録することを決めたそうだ。構成8資産のうち、今年5月にはユネスコの諮問機関が4資産を「除外」するよう勧告したが、世界遺産委は逆転で一括登録を認めたという。

きょうの各紙も「沖ノ島一括で世界遺産、『除外』4資産も復活」などと、1面や社会面などで、ポーランドからの”朗報”を取り上げている。

それによると、沖ノ島は、4~9世紀に大陸との航海安全などを祈る国家的な祭祀が行われた痕跡を残し、戦後の発掘調査で見つかった金製指輪や青銅鏡など8万点の奉献品が国宝指定され、「海の正倉院」と呼ばれる。

今回の登録で国内の文化遺産は17件、自然遺産4件と合わせた世界遺産は21件になる。2013年の「富士山」以降、国内の登録は5年連続だが、九州地方からは2015年の「明治日本の産業革命遺産」(九州・山口地域など8県)以来となる。

全国各地に点在する世界遺産は、ドライブ旅行などの観光スポットにもなっているが、地元では経済効果が期待される一方で、交通アクセスや駐車場の確保など観光客の増加などにどう対応するかが問われている。

《福田俊之》

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