2028年のEVバス世界市場、5000億ドルに拡大…英調査

エコカー EV
BYDのEVバス
BYDのEVバス 全 1 枚 拡大写真

英国の調査会社、IDTechExは7月11日、「EVバス2018~2038」と題した調査レポートを発表した。2028年までのおよそ10年間に、EVバスの世界市場が5000億ドル(約56兆8000億円)の巨大市場に成長すると予測している。

この調査レポートは、EVバスの需要が急激に伸びている理由を探る目的で実施。都市人口の増加、汚染および自家用車利用についての法規制などの面から、調査している。

同レポートによると、米国のテスラをはじめとするEVメーカーの世界大手15社の大半が、バスを現在製造しているか、あるいは近く製造する予定。世界のバスの最大市場の中国に関しては、現地でのバスの生産はさらに増え、革新的なバスが登場する可能性もあるという。

また、新しい重要な展開として、小型EVバスへの人気が高まり、バスによる高速輸送システムも広まっていくと予想。また、少なくとも50万台のスクールバスがEVバスになる見通し。

IDTechExは、「20年間の詳細な技術ロードマップは、バスに使用されているほとんどの電気・電子部品の急激な変化を予測している。この変化は、従来のサプライヤー体制を覆し、部品サプライヤーにとって大きな機会となるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る