高齢男性が運転するクルマを止めようとしてひきずられ重体

自動車 社会 社会

12日午後0時15分ごろ、愛媛県宇和島市内にある観光施設の駐車場で乗用車が暴走。これを制止しようとしていた男性が、クルマにひきずられて全身を強打する事故が起きた。男性は重体。運転していたのは高齢男性で、認知症とみられる。

愛媛県警・宇和島署によると、現場は宇和島市野川付近ある観光施設の駐車場。乗用車は、車外で運転席側のドアノブにしがみついていた59歳の男性をひきずるようにして、約30mに渡って暴走。立ち木に衝突して停止した。

男性はひきずられた直後に転倒して全身を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となった。クルマを運転していた同市内に在住する84歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

負傷した男性は運転を制止しようとしていたとみられる。聴取に対して運転者の男性は「事故のことはよく覚えていない」などと供述しているようだ。警察では運転者が認知症だった可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  2. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る