【新聞ウォッチ】独ダイムラー、100万台超のディーゼル車に排ガス不正の疑い

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

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2017年7月14日付

●「脱時間給」連合が容認、休日104日義務要請、首相と合意(読売・1面)

●トラック輸送他社と連結、ヤマト東名道など実験へ(読売・2面)

●ダイムラー「捜査に協力」独報道、100万台以上排ガス不正か(読売・9面)

●11か国で発効、米の合流可能に、TPP修正方針確認(朝日・4面)

●キャデラックに新SUV、米GM日本で挽回狙う(毎日・7面)

●都市対抗きょう開幕、32チーム実力は伯仲、豊田市(トヨタ自動車)連覇は(毎日・27面)

●JR東、駅別乗車人数ランキング、品川が渋谷抜く(産経・28面)

●アウディ、中国で首位陥落、高級車市場3位、1-6月(日経・11面)

●試作品中継映像で確認、トヨタ九州、作業時間3分の一(日経・14面)

●おすしの配達、ロボがやります(日経・15面)

ひとくちコメント

現時点では「?」のマークが付いているとはいえ、この高級車ブランドに「不正」という文字は余り似つかわしくないが、ドイツの大手自動車メーカー、ダイムラーが過去に販売した100万台超のディーゼル車で、違法な排ガス操作が行われたという不正疑惑が浮上している。

南ドイツ新聞などドイツの複数のメディアが報じたもので、きょうの各紙も「ダイムラー、排ガス不正か、エンジン2種に疑い」(日経)などと取り上げている。

それによると、疑われているのは2008年から16年にかけて欧州や米国で販売された2つのタイプのディーゼルエンジン。メルセデスベンツの主力車種や小型商用車などに幅広く搭載されており、販売台数は100万台規模になる可能性があるそうだ。

ダイムラーの不正疑惑をめぐっては、5月にダイムラーの本社のあるシュツットガルトの検察当局が、排ガス規制を逃れるためにディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた疑いがあるとして関係先を捜索。不正なソフトウエアを使って、排ガス試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える一方、路上での走行時には基準を超える有害物質を排出させていた疑いがあるとしている。

読売などによれば、ダイムラーの広報担当者は「憶測についてはコメントできない。検察当局の捜査には全面的に協力している」と伝えている。

マイカー族にとっての憧れの高級車ブランドといえば、ベンツ、VW、BMWといういわゆる“ジャーマンスリー”。すでに、VWでは、排ガス不正で1000万台以上が対象になった。そして、ダイムラーも「クロ」の判定が下るとなれば、ブランド神話の崩壊にもなりかねない。

《福田俊之》

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