全線電化の北越急行ほくほく線、トキ鉄気動車がイベントで乗入れ 9月10日

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えちごトキめき鉄道ET122形気動車のイベント対応車両「3市の花号」のイメージ。9月10日に全線電化のほくほく線に乗り入れる。
えちごトキめき鉄道ET122形気動車のイベント対応車両「3市の花号」のイメージ。9月10日に全線電化のほくほく線に乗り入れる。 全 3 枚 拡大写真

ほくほく線(新潟県)を運営する北越急行は9月10日、イベント列車『ほくほく SAKE Lovers』を運行する。車両はえちごトキめき鉄道の気動車を使用する。

ほくほく線沿線の日本酒と食べ物を楽しむイベント列車で、酒文化を通した国際交流プロジェクトを推進する「Niigata SAKE Lovers」がプロデュース。ほくほく線の開業20周年事業の一環として運転される。

当日の行程は10時(受付開始は9時30分)から15時10分まで。六日町駅からくびき駅まで『ほくほく SAKE Lovers』で移動し、くびき駅からは「酒の博士」こと坂口謹一郎の業績などを紹介する坂口記念館までバスで移動する。

『ほくほく SAKE Lovers』の運行区間と時刻は、六日町10時34分発~十日町10時49分着・11時04分発~まつだい11時16分着・12時36分発~くびき13時03分着。えちごトキめき鉄道のET122形気動車8両のうち、イベント運行に対応したET122-8「3市の花号」を使用する。旅行代金は4000円で40人を募集。8月14日まで電話・電子メールで参加を受け付ける。

ほくほく線は、六日町~犀潟間59.5kmを結ぶ鉄道路線。全線が電化されており、同線を走る列車も原則としてHK100形電車で運行されている。臨時列車では、JR東日本のHB-E300系ハイブリッド気動車が乗り入れた例がある。

えちごトキめき鉄道は、旧・信越本線妙高高原~直江津間の妙高はねうまラインと、旧・北陸本線直江津~市振間の日本海ひすいラインを運営。両線とも電化されているが、日本海ひすいラインは他社からの乗入れ車両を除き、ET122形気動車が使われている。同線は梶屋敷~糸魚川間を境に電化方式が直流と交流に分かれており、交直両用の電車は製造費が高いなどの理由から気動車が導入された。

《草町義和》

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