駅舎デザインを投票で決めよう…三陸鉄道に移管・再建の大槌駅 8月11・12日

鉄道 企業動向
駅舎のデザインを投票で決めるという、前代未聞のイベント。「大槌駅をよい駅にしたいと願う方」なら誰でも有権者となる。
駅舎のデザインを投票で決めるという、前代未聞のイベント。「大槌駅をよい駅にしたいと願う方」なら誰でも有権者となる。 全 1 枚 拡大写真

盛(さかり)駅(大船渡市)~釜石駅(釜石市)間の南リアス線と、宮古駅(宮古市)~久慈駅(久慈市)間の北リアス線からなる岩手県の三陸鉄道は、8月11・12日、大槌(おおつち)駅デザイン総選挙を開催する。

大槌駅(岩手県大槌町)は、現在、JR東日本山田線の駅となっているが、2011年3月に発生した東日本大震災の影響で、駅舎や構内が津波により流失、被災した。

同駅を含む山田線宮古~釜石間も、現在、休止中となっているが、2019年春には復旧のうえ、三陸鉄道に移管されることが予定されている。

これにより、三陸地方沿岸の盛~久慈間が、三陸鉄道により一体で運営されることになり、大槌駅も再建されることになった。

その一環として、今回は、大槌町内の商業施設「シーサイドタウンマスト」1階のセンターコートに掲示されている、複数の大槌駅デザイン案のなかから、一番よいと思われるものにシールで投票するという、前例のない「総選挙」が行なわれることになった。

開催時間は8月11日が11時から17時まで、8月12日が10時から17時まで。

8月11日11時~11時30分には、ゆるキャラを迎えてのオープニングセレモニーが開催される。また、両日とも先着250人に「さんてつサイダー」がプレゼントされる。

会場のシーサイドタウンマストは、岩手県交通バス「マスト前」下車すぐ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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