自動車起終点調査結果、プライベート目的の移動が2ポイント増加 2015年度秋季

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移動目的構成の推移
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国土交通省は、都道府県、政令指定都市、高速道路会社と連携して2015年度秋季に実施した全国道路・街路交通情勢調査のうち、自動車起終点調査(OD調査)結果の速報を発表した。

全国道路・街路交通情勢調査は、自動車起終点調査と一般交通量調査を実施し、調査結果を、現在の道路と道路交通実態の把握、道路の計画、建設、管理に活用する。

今回の調査では、インターネット環境の普及と調査事務の効率化を目的に、家庭訪問調査を廃止し、郵送配布・Web回答または郵送回答による調査方法を導入した。

自動車起終点調査結果の概要によると、移動目的は前回の2010年調査結果とほぼ変化は見られなかった。私事(家事・買物・観光など)目的の移動は24%と前回より2ポイントアップし、長期的な傾向として増加している。

平均輸送人数は、乗用車の自家用乗用が1.31人、タクシーが1.65人で、前回と同じながら長期的な傾向としてやや減少している。貨物車は自家用が1.25人、営業用が1.07人とほぼ横ばい傾向。

平均トリップ長は、長期的な傾向として、乗用車が10.2km/トリップとやや減少した。貨物車は自家用がやや増加し、営業用はピークである1999年の46.7km/トリップから下がってきたが、今回が39.8km/トリップと下げ止まる傾向にある。

トリップ長分布は、乗用車は短距離帯がやや増加し、長期的な傾向でも短距離帯がやや増加傾向にある。貨物車はほぼ横ばいだが、長期的な傾向では短距離帯が減少している。

《レスポンス編集部》

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