オリックス自動車、沖縄県初の中古車大型入札会場を開設…輸出ハブ拠点化を目指す

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沖縄 サテライト会場
沖縄 サテライト会場 全 2 枚 拡大写真

オリックス自動車は、沖縄県初となる中古車の大型入札会場「オリックス自動車入札会 沖縄サテライト会場」を8月1日、豊見城市に開設すると発表した。

オリックス自動車は、入札会場を新設することで、県内中古車事業者の利便性向上を図るほか、沖縄県内で展開するレンタカーおよびリース事業で活用した車両を沖縄県から直接海外へ輸出できる環境を構築。入札会場の中古車輸出ハブ拠点化を目指す。

これまで、沖縄県内のレンタルアップやリースアップ車両を入札会に出品するには、本土まで船で輸送し「福岡オートプラザ」で売却することが多く、それ以外は外部の入札会場やオークション会場へ出品していた。しかしオリックス自動車の各事業における車両管理台数増加に伴い出品台数が増えたことや、本土への輸送負担の軽減を図るため、県内で完結する新たな流通網により効率的な運営を図る。

今回、輸出事業者の要望にタイムリーに応えるために、会場は港の近くに立地。中古車輸出主要国であるスリランカ、バングラデシュ、パキスタン等を含む多くの仕向地への輸出ルートを確立する。会場は「現車確認」および「現地に設置された端末機による応札」が可能。また、沖縄県内の入札会会員企業や会員自動車ディーラーからの中古車両出品も募り、県全体での中古業活性化を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

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