JR西日本岩国駅が11月26日に橋上化…東西自由通路も供用開始

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橋上化後の岩国駅西口エントランスのイメージ。1階部分は、岩徳線や錦川鉄道が発着する0・1番ホームに接する。
橋上化後の岩国駅西口エントランスのイメージ。1階部分は、岩徳線や錦川鉄道が発着する0・1番ホームに接する。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は7月28日、山陽本線・岩徳(がんとく)線岩国駅(山口県岩国市)の橋上駅舎を、11月26日から供用開始すると発表した。

JR西日本グループの「地域共生」事業の一環として、2014年3月に岩国市とJR西日本が締結した「岩国駅自由通路新設等工事・岩国駅橋上駅舎化工事」事業に基づき、2015年11月から工事が進められてきた。

当初は2017年度末の供用開始を目指していたが、3ヶ月ほど前倒しする形での供用となる。JR西日本では「少しでも早く安全で快適に駅をご利用いただけるよう工事を進めた結果」としている。

新駅舎は、2階部分に改札口、みどりの窓口、券売機、駅事務室、売店、軽食・喫茶店が設置されるほか、バリアフリー設備として、エレベーター、エスカレーター、多機能トイレ2ヶ所を備える。改札内にも男女別のトイレが設置される。

また、岩徳線や錦川鉄道の列車が発着する0・1番ホームに接する西口1階部分には、旅行会社や土産物店、バス待合所、観光案内所などが入る。

延長およそ110メートルの東西自由通路も橋上化と同時に供用され、こちらにもエレベーターやエスカレーター、多機能トイレといったバリアフリー設備を備える。

東西自由通路の新設により、JR西日本では「東西地域の交流が活発になり、岩国駅を中心とした中心市街地のにぎわいの創出につながるものと期待しています」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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