マツダ、初代ロードスターのレストアサービスを正式発表 年内に受付開始

自動車 ビジネス 国内マーケット
初代ロードスター レストアサービス(参考画像)
初代ロードスター レストアサービス(参考画像) 全 11 枚 拡大写真

マツダは8月4日、初代『ロードスター』(NA型)を対象としたレストアサービス開始を正式発表した。

初代ロードスターのレストアサービスについては昨年7月、ロードスターの開発責任者に就任した中山雅氏が、マツダとして正式に検討を開始したことを明らかにしていた。今回、永く大切にマツダ車を乗り続けてもらえる環境作りを目的に、レストア事業とパーツ再供給の2つで構成するレストアサービスを開始することを正式に発表した。

レストア事業は、マツダがオーナーからロードスターを預かり、オリジナルに近い状態にクルマをリフレッシュするもので、2017年内に受付を開始し、2018年初頭よりサービスを始める予定。メーカーであるマツダがオーナーと直接面談し、個々のクルマの状態や要望に合わせたサービスを実施する。作業を行うマツダ社内の施設はクラシックカーガレージ認証取得を予定。レストアしたロードスターを高い品質でオーナーに戻すことができるという。

パーツ再供給は、初代ロードスターの一部パーツを復刻するもので、2018年初頭より販売を開始する。パーツはオリジナル状態にこだわり、初代ロードスター発表当時を彷彿とさせるビニール生地のソフトトップやデザインを再現。乗り味にこだわったブリヂストン製タイヤ「SF325(185/60R14)」、NARDI製ウッドステアリング/シフトノブを現在の技術で復刻する。その他の部品供給についても、オーナーとの対話を通じて取り組んでいく。

マツダは、初代ロードスターのレストア事業やパーツの再供給を通して、オーナーのカーライフを豊かにするとともに、オーナーとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  4. 軽キャンピングカー最大級の空間、ダイハツ『アトレー』ベースで363万9000円から
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る