南海電鉄と阪堺電軌「前方後円墳」のヘッドマーク…世界遺産登録目指す

鉄道 企業動向
ヘッドマークの掲出イメージ(左・中央)とデザイン(右)。8月8日から掲出される。
ヘッドマークの掲出イメージ(左・中央)とデザイン(右)。8月8日から掲出される。 全 1 枚 拡大写真

南海電気鉄道と阪堺電気軌道は8月8日から、一部の列車に「前方後円墳型ヘッドマーク」を取り付けて運行する。「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録に向け、古墳群の存在をアピールする。

百舌鳥・古市古墳群は、大阪府南部の堺・羽曳野・藤井寺3市にまたがる、計49基の古墳群。いわゆる仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)など巨大な前方後円墳が集中している。今年7月には世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれた。

ヘッドマークが取り付けられるのは、南海電鉄が9000系電車6両編成1本と、6200系電車6両編成1本。阪堺電軌ではモ351形電車5両と1001形電車「堺トラム」3両に取り付けられる。ヘッドマークは前方後円墳の形をしているが、1001形は前方後円墳の図形を描いた円形のヘッドマークが取り付けられる。掲出期間は8月8日から2018年1月31日までの予定。

《草町義和》

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