SUBARU(スバル)はオートモビルカウンシル2017において、「事故ゼロを求めて60年、これからも進化し続けるスバルの総合安全」というテーマで、60年前の名車『360』から、水平対向エンジンというスバルのアイデンティティを確立することになった『1000』、そして、最新型のアイサイトを搭載する『レヴォーグ』『WRX S4』を展示した。
スバル360は、てんとう虫の愛称で親しまれた名車で、旧中島飛行機の技術資産を活かし、航空技術を応用した軽量なモノコックボディやリアエンジンが特徴。”軽自動車”規格の最初のヒット作となった。
そしてスバル1000は、水平対向エンジンを縦置きに積んだFF車で、スバルのマイルストーンともいえる名車。当時はまだ様々な技術的課題がFFには残っていたが、水平対向エンジンをはじめとする技術で克服したものだ。
スバルのルーツが航空機づくりにあり、いかなる飛行条件でもパイロットの負担を最小限にとどめ、飛行機自体に姿勢を安定させることを重視する。つまりアクティブセーフティ思想につながるというアピールとなっている。
オートモビルカウンシル2017は千葉市の幕張メッセにて、6日まで開催予定。