えちごトキめき鉄道「雪月花」JR大糸線にも乗入れ 11月12日

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「えちごトキめきリゾート雪月花」のイメージ。既に信越本線への乗り入れ運行が決まっていたが、これに先立ち大糸線への乗り入れ運行も行われることになった。
「えちごトキめきリゾート雪月花」のイメージ。既に信越本線への乗り入れ運行が決まっていたが、これに先立ち大糸線への乗り入れ運行も行われることになった。 全 1 枚 拡大写真

JR西日本は11月12日、えちごトキめき鉄道(トキ鉄)の観光車両「えちごトキめきリゾート雪月花」(ET122形気動車1000番台)を大糸線の南小谷(長野県小谷村)~糸魚川(新潟県糸魚川市)間で運行する。同線の全通60周年記念イベントの一環。

運行時刻は糸魚川10時30分頃発~南小谷11時40分頃着と、南小谷12時35分頃発~糸魚川13時40分頃着の予定。旅行商品向けの団体臨時列車で、関西方面からの旅行商品を購入した人に限り乗車できる。「雪月花」が大糸線に乗り入れるのは、これが初めてだ。

これに伴い、運行時間が重なる糸魚川10時29分発~南小谷11時34分着の普通列車と、南小谷12時00分発~糸魚川12時57分着の普通列車は運休。バスによる代行輸送が行われる。

大糸線は松本~糸魚川間105.4kmを結ぶJR線。南側の松本~南小谷間70.1kmはJR東日本が運営している電化区間で、北側の南小谷~糸魚川間35.3kmはJR西日本が運営する非電化区間となっている。今から60年前の1957年8月15日に全通した。終点の糸魚川駅ではJR西日本の北陸新幹線と、トキ鉄の日本海ひすいラインに接続している。

「雪月花」はトキ鉄が保有する2両編成の観光車両。日本海ひすいラインと妙高はねうまラインで運用されているほか、あいの風とやま鉄道線の泊駅まで乗り入れたこともある。今年11月は大糸線のほか、JR東日本の信越本線にも23日に乗り入れる予定だ。

《草町義和》

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