【新聞ウォッチ】米本土を横断した皆既日食、99年ぶりの天体ショーにNY株も上向く

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日食を見る人々 (c) Getty I,ages
日食を見る人々 (c) Getty I,ages 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全2枚】

2017年8月23日付

●皆既日食宇宙では、観測衛星「日の出」画像公開(読売・1面)

●ロングセラーの理由、パジェロ(三菱自動車) SUVの礎築く(読売・1面)

●日本橋の再開発本格化、首都高の地下化にらみ、25年度完成(毎日・6面)

●自転車シェア中国2社参入(毎日・7面)

●富士通携帯事業を売却へ、日本勢、没落鮮明に(産経・2面)

●運転支援トラック・バスへ拡大、三菱ふそう「後付け型」発売(産経・10面)

●全米日食狂騒曲、職場離れ「経済損失760億円」(東京・2面)

●東芝、WDと協議入り、月内決着へ機構と連携、半導体売却(日経・1面)

●走り出すかシェア自転車、中国「モバイク」上陸(日経・3面)

●フォード、中国でEV合弁(日経・11面)

●ニュース一言、三菱自動車・益子CEO(日経・13面)

●軽主力工場で軽量化対応、スズキ、最新プレス機導入(日経・15面)

●ホンダジェット販売好調、三菱重工のMRJ開発遅れ(日経・15面)

●EVシフト株価明暗、車関連銘柄、パナソニック23%高(日経・17面)

ひとくちコメント

太陽と月、地球が一直線に並んで、月が太陽を覆い隠す現象を「皆既日食」と呼ぶが、そんな神秘的な天体ショーが北米大陸で繰り広げられた。日食は地球のどこかで毎年2回ほど起きているそうだが、米本土を横断したのは99年ぶりのことのようである。

北米大陸で皆既日食が始まったのは日本時間で8月22日未明だったこともあり、各紙が22日の夕刊でも「皆既日食99年ぶり米横断」(読売)、「99年ぶり天体ショー、アメリカ横断ウルトラ日食、市民も大統領も酔う」(日経)などと、太陽が月に隠れる瞬間までの連続合成写真とともに大きく取り上げていた。きょうも関連の続報を一部の紙面でも伝えている。

それによると、米本土の皆既日食は太平洋岸のオレゴン州をスタートして大西洋に面したサウスカロライナ州までの14州を約1時間45分かけて横断したそうだが、産経によると、オレゴン州には『世紀の天体ショー』を見るために州外からも大勢の人が押し寄せ、人口約6200人のマドラス地方には、10万人以上が訪れたという。さらに、州全体では約100万人が訪れたとの予想もあり、朝から各地で激しい渋滞が続いたとも伝えている。

また、きょうの東京は共同配信の記事として「全米日食狂騒曲」とのタイトルで取り上げているが、米メティアによると、多くの人の勤務時間帯にあたる月曜昼に日食が起きたため、全米の生産性は下がり,約6億9400万ドル(約760億円)が損失したとの試算もあると報じている。

もっとも、今朝のニューヨーク市場ではダウ平均の株価が前の日に比べて196ドルも上がって2万1899ドルで引けており、大勢の米国民が上を向いたからなのか、株価も急騰している。

ちなみに、日本でも皆既日食が見られるのは、18年後の2035年9月2日。能登半島から関東北部にかけて、本州を横切るそうだ。天体観測には移動手段としてクルマを使う人が多いが、そのころまで自動運転や電動化のシェアがどうなっているのかも興味深い。

《福田俊之》

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