【フランクフルトモーターショー2017】メルセデス、完全自動運転のスタディモデルを初公開へ

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メルセデスベンツ F 015 ラグジュアリー(2015年)
メルセデスベンツ F 015 ラグジュアリー(2015年) 全 5 枚 拡大写真

メルセデスベンツは8月21日、ドイツで9月12日に開幕するフランクフルトモーターショー2017において、完全自動運転のスタディモデルを初公開すると発表した。

メルセデスベンツを擁するダイムラーとボッシュは2017年4月、市街地走行が可能な「自動運転タクシー」のためのシステム開発と量産準備を整えると発表。自動運転タクシーは、ボッシュとダイムラーが共同で開発するもの。都市部を走行する完全自動運転車、つまりドライバーレスな車が普及することにより、市街地の交通状況の改善、交通面での安全性の向上に貢献するだけでなく、未来のモビリティにとって、重要な要素を提供する。

この技術が実現すれば、カーシェアリングの魅力はさらに増えると見込む。また、車内で過ごす時間を有効活用できるようになるだけでなく、運転免許を保持していない人が移動する新たな手段にもなり得る。例えば、市街地のあらかじめ決められた範囲内では、スマートフォンを使ったカーシェアリングや、自動運転タクシーを予約し、目的地に向かうことが可能になる。

メルセデスベンツは現在、コネクテッド、オートノマス(自動化)、シェア、エレクトリックを4つの柱に掲げる企業戦略「CASE」を推進中。メルセデスベンツは、「フランクフルトモーターショー2017で初公開する完全自動運転のスタディモデルが、CASEの4つの柱を、初めて包括的に具現化するモデルになる」と述べている。

《森脇稔》

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