ビィ・フォアード、タンザニアの石油製品販売会社と中古車販売などで業務提携

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ビィ・フォアードは8月28日、タンザニアの石油製品販売会社オイルコムと、同国での中古車販売とプロモーション分野での業務提携を締結したと発表した。

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ビィ・フォアードは、年間11万3310台(2016年度実績)の中古車を、日本発の越境ECサイトを通じて世界127か国に販売しており、そのうちの約5割をアフリカが占める。アフリカ全54か国のうち43か国に販売しているが、日本と同じ左側通行の国が多い東アフリカから南アフリカにかけた地域が多く、中でも大きな港を有するタンザニアはハブ港としての役割を担っており、年間3万8423台の車両を陸揚げしている。

今回提携したオイルコム社は、タンザニアをはじめザンビア、マラウイ、ウガンダ、ケニア、DRコンゴでガソリンスタンドを運営し、自動車整備、LPG施設、コンビニエンスストア、フィットネスジム、ATMサービス、インターネットカフェ、飲料、乳製品の製造販売など、幅広いサービスを展開している。

タンザニア国内に27店舗のガソリンスタンドを展開するオイルコムとは、タンザニアの現地販売および通関業務サービス促進を目的に、8月28日よりタンザニアでのビィ・フォアード車両購入者を対象に、ガソリン給油券をプレゼントするキャンペーンを実施。まずは、ダル・エス・サラーム市内のガソリンスタンド19店舗を対象とし、徐々にサービス対象エリアを広げ、タンザニア国内はもとより、オイルコムの展開する国すべてで同様のキャンペーンを行っていく予定だ。

さらには、今回提携を皮切りに、今後はオイルコムの展開する国すべてのガソリンスタンドやインターネットカフェ、コンビニエンスストア等で、同社の中古車や自動車パーツを販売し、オイルコムのガソリンスタンドを同社指定工場にしてアフターサービスを拡充するなど、シナジー効果を高めていく計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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