【フランクフルトモーターショー2017】BMW i3 改良新型が登場予定、184hpのスポーティEV新設定

エコカー EV
BMW i3 改良新型
BMW i3 改良新型 全 8 枚 拡大写真

BMWグループは8月29日、『i3』の改良新型モデルの概要を明らかにした。実車は9月12日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2017で初公開される。

i3の改良新型モデルは、デビュー以来、初の大幅改良が施されたモデル。リフレッシュされた外観が特徴で、新デザインのフロントバンパーを採用。バンパーに組み込まれる新デザインのウインカーはLED式。ヘッドライトもフルLED化された。

改良新型モデルには、スポーティEVとして、「i3s」グレードを新設定。モーターのスペックは、標準グレードに対して、最大出力が170hpから184hpに14hp向上。最大トルクも25.5kgmから27.5kgmへ、2kgm引き上げられた。従来通り、モーターはリアアクスルに搭載し、後輪を駆動。0~100km/h加速は6.9秒、最高速160km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

i3sと標準グレードともに、バッテリー(二次電池)は、蓄電容量33.2kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電での航続は、欧州仕様の場合、標準グレードが最大300km、i3sが最大280kmと公表された。

i3sにはスポーツサスペンションを標準装備。車高を10mm引き下げ、トレッドは40mm拡大された。オプションで20インチのタイヤ&ホイールが選択可能。DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)やDTC(ダイナミックトラクションコントロール)には、スポーティな設定が施されている。

《森脇稔》

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