乗用車用エンジンオイル販売量1%増、平均価格も上昇 2017年上半期
自動車 ビジネス
企業動向

全国のカー用品店、ホームセンター、ガソリンスタンド、インターネットでのエンジンオイル販売実績をベースに拡大推計したもの。金額ベースでは2%増となった。
エンジンオイル1リットルあたりの平均価格は前年同期から11円上昇した。全合成油をはじめとした高付加価値製品への移行が進んでいることから同2%上昇となった。
ベースオイル別の販売量構成比(缶売りに限る)では、全合成油が32%、部分合成油が37%、鉱物油が23%だった。全合成油の構成比は、2015年上半期からは2ポイント拡大しており、主要自動車メーカーが純正オイルを鉱物油から合成油にグレードアップする中で、市販エンジンオイルの販売状況も同様の傾向にある。
《レスポンス編集部》