飲酒運転のクルマが歩道上のバス停を直撃、2人が死傷

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4日午前5時35分ごろ、三重県名張市内の市道を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。道路右側の歩道に乗り上げる事故が起きた。近くのバス停にいた2人が死傷。警察はクルマの運転者を飲酒運転などの現行犯で逮捕している。

三重県警・名張署によると、現場は名張市つつじが丘北付近で片側1車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道へ乗り上げるとともに、近くのバス停にいた男性2人を次々にはねた。

男性2人は近くの病院へ収容されたが、63歳の男性がクルマの下敷きとなり、頭部強打で約2時間後に死亡。60歳の男性も道路に隣接する民家敷地内まで弾き飛ばされ、頭部強打などの重傷を負った。クルマを運転していた同市内に在住する25歳の男にケガはなかったが、呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

現場は見通しの良い区間。聴取に対して男は飲酒の事実を大筋で認めており、警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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