簡易軌道跡・炭鉱跡探索ツアーも開催…今年の幌延町「秘境駅フェスタ」 9月30日

鉄道 エンタメ・イベント
糠南駅の硬券入場券販売や簡易軌道跡を訪ねるツアーも開催される今年の「秘境駅フェスタ」。
糠南駅の硬券入場券販売や簡易軌道跡を訪ねるツアーも開催される今年の「秘境駅フェスタ」。 全 1 枚 拡大写真

北海道幌延(ほろのべ)町は9月30日、問寒別(といかんべつ)生涯学習センター(幌延町字問寒別)で「秘境駅フェスタ2017 in ほろのべ」を開催する。開催時間は14時から20時30分まで。

2015年に「世界秘境駅フェスタ」として始まって以来、今年で3回目を迎えるイベント。今回は、幌延町が維持・管理している無人駅・糠南(ぬかなん)駅の硬券入場券を販売。鉄道好きの芸能マネージャーとして知られる南田裕介氏を迎えたトークショーも開催される。当日は、JR幌延駅と会場間で無料送迎バスが運行される。

なお、翌10月1日には、イベントの一環として、現在の宗谷本線問寒別駅から分岐していた幌延町営軌道の跡を訪ねる「簡易軌道跡・炭鉱跡探索ツアー」も開催する。

同軌道は、旧北海道庁が建設した「殖民軌道」が発祥で、1930年に開業。戦後は国により簡易軌道として整備され、幌延村(現・幌延町)に管理を委託。石炭や木材、生乳を輸送する貨物列車や客車旅客列車が運行されていたが、道路整備を理由に1971年に廃止されている。

このツアーは15人を募集し、参加費用は540円。弁当が必要な場合は500円が加算される。申込みは幌延町地域おこし協力隊まで。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ホンダ『ヴェゼル』に“都会派”の新グレード「RS」登場、全高45mm下げ機械式駐車場にも対応
  3. 日産『サクラ』に伸縮式ソーラールーフ、年間3000km走行分を発電可能…ジャパンモビリティショー2025
  4. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  5. 日本にはないトヨタ『C-HR』、改良モデルの発表に「復活して」待望の声続々と
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る