高いと感じるガソリン価格は「130円/リットル以上」…パーク24調べ

エコカー 燃費
ガソリン価格によってクルマの利用頻度は変わるか
ガソリン価格によってクルマの利用頻度は変わるか 全 6 枚 拡大写真

パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「ガソリン価格とクルマの利用」に関するアンケート結果を発表した。

調査は6月23日から29日の1週間、非公開型インターネットアンケートで実施し、7405名からの有効回答を得た。

調査結果によると、ガソリン価格によってクルマの利用回数が「変わらない」「気にしない」と回答した人は68%で、前回(2016年4月)同様、最多となった。一方で「変わる」「価格によっては変わる」と回答した人は、前回に比べ9.9ポイント増加しており、クルマの利用頻度にガソリン価格が影響するという人は増加傾向にある。クルマの利用頻度別でみると、「毎日」クルマを利用する人は、ガソリン価格によって利用頻度が「変わる」「価格によって変わる」が23.9%と最も少なくなっているが、不定期かつ極稀にしかクルマを利用しない人は半数近くがガソリン価格によって利用頻度が変わると回答。利用頻度によるガソリン価格への反応度の違いが明確に表れている。

また、高いと感じるレギュラーガソリンの価格は、前回同様「130円/リットル以上」が40%でトップ、次いで「120円/リットル以上」24.8%、「140円/リットル以上」21.7%と続いた。年代別でみると、30代以上は「120円/リットル以上」という回答が25%を超えた一方で、20代以下は14.9%となり、10ポイント以上の差がみられた。20代以下が免許を取得したであろう2005年以降は、ガソリン価格が120円/リットル以上で推移することが多かったのに対し、1995~2005年は120円/リットル以下だったことから、年代によりガソリン価格に対する感覚の違いが現れている。

エコカーの購入については、ガソリン価格が高騰した場合、5割以上の人が購入を検討すると回答。この内、45.6%が「ハイブリット車」で最も多く、次いで「今より燃費のいいガソリン車」35.2%となった。「クリーンディーゼル車」や「EV」を検討する人はともに10%程度で、大半はガソリン車を選択肢の上位に挙げる傾向となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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