【フランクフルトモーターショー2017】VWの次世代EV、I.D. CROZZ が進化…2020年以降の市販を意識

自動車 ニューモデル モーターショー
フォルクスワーゲン I.D. CROZZ 2
フォルクスワーゲン I.D. CROZZ 2 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは9月11日、ドイツで開催したフランクフルトモーターショー2017のプレビューイベントにおいて、コンセプトカーの『I.D. CROZZ 2』を初公開した。

同車は2017年春、上海モーターショー2017でワールドプレミアされたコンセプトカー、『I.D. CROZZ』の進化版。I.D. CROZZ 2は、SUVと4ドアクーペを融合したクロスオーバーモデル。I.D. CROZZに対して、市販を意識した改良が施された。

外観は、フロントとリアエンドを中心に、デザインを変更。ワイドなボンネットやクリーンな輪郭を描き出すフェンダー、光沢のあるブラック仕上げのルーフが採用された。LEDヘッドライトも、量産に向けて変更を受けた。

インテリアの装備も見直されており、「オープンスペース」と呼ばれる室内は、広々とした空間を実現。多様なシートアレンジを可能にする。また、Bピラーが存在しないため、大型のスイング/スライドドアは、大きな開口部を持つ。

EVパワートレインのモーターは、最大出力306hp。最高速は180km/hの性能を発揮する。1回の充電での航続は、500km。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの容量の80%をおよそ30分で充電可能。

フォルクスワーゲンは2020年から、新型EVを3車種発売予定。I.D. CROZZ 2はそのうちの1台で、SUVとクーペのデザインを併せ持ったクロスオーバーEVとして登場することになる。

《森脇稔》

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