トヨタ ランクルプラド、表情刷新…セーフティセンスPも標準装備

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ ランドクルーザー プラド(9月12日、トヨタSUV発表会)
トヨタ ランドクルーザー プラド(9月12日、トヨタSUV発表会) 全 27 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、『ランドクルーザープラド』をマイナーチェンジし、9月12日より販売を開始した。

今回のマイナーチェンジでは、フロントマスクを刷新。ヘッドライトのデザインを変更し、大型フロントグリルと一括りにすることで力強さを演出した。リヤはコンビネーションランプの飛び出しを抑えたほか、ガーニッシュの意匠を変更。より安定感のあるスタンスを実現した。なお、ヘッドランプおよびフォグランプは全車LEDとなった。

インテリアは、インストルメントパネル周りを中心に、より先進的なデザインに進化した。エアコン吹き出し口上部を下げることで視認性を高めたほか、ナビゲーションをタブレット型の薄い形状とすることでモダンさを強調。また、センタークラスターやメーターパネルに金属調加飾を施すことで上質感を高めた。

12日に東京で開催された発表会で、開発をまとめた横尾貴己主幹(よこお・たかみ。トヨタ自動車、CVカンパニー、CV製品企画、ZJ主幹)は、「障害物に当たりにくい高い位置にヘッドライトを置いた。これがランクルならではのデザインだ。インテリアでは高級感をデザインした」とコメント。

走行面では、ランドクルーザーとして初めてリヤディファレンシャルにトルセンLSDを採用したほか、5つの走行モードが選択できるドライブモードセレクトを「TZ-G」に標準装備。さらに衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティ センスP」やドライブスタートコントロールの全車標準装備に加え、ブラインドスポットモニターを新設定するなど、安全性能を高めた。

ボディカラーは、新色ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(オプション設定)とアバンギャルドブロンズメタリックを含む全9色を設定。また、ディーゼル車のグレード体系を見直し、「TX」に7人乗りを、「TX Lパッケージ」に5人乗りを追加した。

横尾主幹は「グレード展開を広げたので様々な用途に対応できる。また安全性能を高めたので、小さな子供のいるファミリー層にも興味を持って欲しい」と自負する。

価格は353万8080円から536万3280円。
トヨタ自動車は、大型ピックアップトラック『ハイラックス』を13年ぶりに日本市場へ導入、9月12日より…

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る