死亡事故で身代わり出頭を依頼か、実際に運転の男を逮捕

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8月下旬に茨城県鹿嶋市内で発生した死亡事故について、茨城県警は11日、実際にクルマを運転していた男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕するとともに、事故直後に運転者として名乗り出た男も犯人隠避容疑で逮捕した。

茨城県警・鹿嶋署によると、問題の事故は2017年8月26日の午後9時55分ごろ発生している。鹿嶋市宮中付近の市道(片側1車線の直線区間)を走行していた乗用車と軽乗用車が衝突。軽乗用車に同乗していた62歳の男性が死亡。50歳の女性が軽傷を負った。

事故直後、軽乗用車を運転していたとして神栖市内に在住する51歳の男が名乗り出ていたが、事故時の状況説明に矛盾があるところを追及したところ、同乗者とされていた鹿嶋市内に在住する50歳の男の身代わりとなっていたことが判明。警察は実際に運転していた男を過失致死傷容疑で逮捕するとともに、身代わりとなった男も犯人隠避容疑で逮捕している。

身代わりとなった男は事故当時のクルマに同乗していなかったとみられる。実際に運転していた男は酒気帯び状態だった可能性もあり、警察では男を厳しく追及するとともに、事故発生や身代わりとなった経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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