北海道で観光列車のモニターツアー…道北・道東を巡る3コース 10月から

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宗谷本線を巡る道北ツアーでは「ノースレインボーエクスプレス」、根室・釧網・石北本線を巡る道東ツアーでは、283系気動車や「クリスタルエクスプレス」に乗車する。2018年1月に予定されている釧網本線日帰りツアーでは「クリスタルエクスプレス」が使われる予定。
宗谷本線を巡る道北ツアーでは「ノースレインボーエクスプレス」、根室・釧網・石北本線を巡る道東ツアーでは、283系気動車や「クリスタルエクスプレス」に乗車する。2018年1月に予定されている釧網本線日帰りツアーでは「クリスタルエクスプレス」が使われる予定。 全 1 枚 拡大写真

日本旅行は、10月から実施する「道北・道東の魅力を観光列車とバスで訪ねるモニターツアー」の参加者を募集している。

これは日本旅行が北海道から受託した「観光列車旅行者動向調査事業」の一環として行なわれるツアー。

近年はJR九州を中心に観光列車が大きな注目を集めているが、より豊富で魅力的な観光資源を持つ北海道では、観光列車を「北海道内の周遊の促進や交流人口の拡大を図り、地域活性化に資する有効な手段になり得る」としており、今回、旅行者の動向を踏まえた観光列車の運行態勢や、地域の受入態勢を検証するためのモニターツアーが組まれることになった。

モニターツアーは、3つのコースが10・11月と2018年1月に実施される。

今回募集するツアーは、10月28日旭川駅出発の「大地の恵み体感1泊2日 最北への旅路・宗谷本線」(旅行代金1万4900円)、11月3日札幌駅出発の「道東ハイライト・感動本線 ふれあいの旅2泊3日(根室・釧網・石北本線)」(旅行代金3万9800円)の2コース。

10月28日出発のツアーは、往路列車・復路バス観光のAコース、往路バス観光・復路列車のBコースがある。

参加の条件は、出発地から解散地まで全行程に参加できること、ツアー終了後にアンケートに回答すること、マスコミ取材や北海道庁ウェブサイトでツアーの様子が掲載されることを承諾することの3点。

原則として大人のみの参加となるが、大人の旅行代金と同額で子供の同伴も可能。

1人につき1コースのみ申し込むことができるが、出発日前1ヶ月以内に空席がある場合は、両コースとも申し込むことができる。

申込みは両コースとも9月15日15時から日本旅行東京予約センター、または日本旅行、日本旅行北海道、日本旅行グループ各支店・営業所で受け付ける。日本旅行のウェブサイトからも申し込むことができる。

なお、2018年1月27・28日には、3回目のツアーとして、日帰りの「氷雪のネイチャーロード 純白冬紀行・釧網本線」が釧路発、網走発で行なわれる予定。

北海道の高橋はるみ知事は、これらのツアーを通して「地域の皆様とともに、心を込めたおもてなしでお迎えしますので、北海道の雄大な自然の中を巡る観光列車の旅を、お楽しみください」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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