【INDYCAR】佐藤琢磨の移籍が決定…2018年はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからの参戦に

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2017年6月、インディ500制覇凱旋帰国時の佐藤琢磨。
2017年6月、インディ500制覇凱旋帰国時の佐藤琢磨。 全 6 枚 拡大写真

20日、インディカー・シリーズを戦う佐藤琢磨の2018年シーズンの移籍先が決定した。2012年にも所属した「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング」で、自身参戦9年目、インディ500の連覇を目指すシーズンを戦うことになる。

佐藤琢磨は今季、アンドレッティ・オートスポーツに移籍し、日本人選手初のインディ500制覇という大偉業を達成。ただ、来季に向けては他選手のシート獲得状況等から見て、アンドレッティ陣営を1シーズン限りで去ることが今季最終戦前から確実になっていた。

そして今季終了からあまり日を置かない段階で、琢磨の来季所属先が決定。2012年にも所属していた「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング」(RLLR)に6年ぶりに復帰して、琢磨は来季2018年を戦う。

長いチーム名のRLLRだが、最初のR(レイホール)はチーム共同オーナーのひとりで、往年のインディカーの名手であるボビー・レイホールを示す。息子のグレアム・レイホールは今季、RLLRで走って2勝、シリーズ6位だった。ボビーは「グレアムと琢磨のコンビとなる2018年、彼らはうまくやれる。我々は2台の強力なマシンを常に有することになる」との旨をコメントしている。

佐藤琢磨のコメント
「RLLRに戻ることができ、とてもハッピーです。ボビーら3人(のチーム代表)は常に自分をサポートしてくれていましたし、このチームはここ数年で素晴らしくコンペティティブになっています。その一員となる2018年シーズンが待ちきれません。我々は一緒に大きな成功をおさめることができると思います」

琢磨は前回のRLLR所属時、2012年のインディ500で最終ラップに優勝目前まで迫ったことがあった。古巣復帰の来季は、チームとともに当時のリベンジということにもなる自身2年連続のインディ500制覇を、そしてシリーズタイトル争い再挑戦を目指す。

《遠藤俊幸》

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