マツダ、キッズデザイン賞を4年連続受賞…運転する保護者にも着目した技術が高評価

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ドア開度の変更(72度⇒80度)
ドア開度の変更(72度⇒80度) 全 1 枚 拡大写真

マツダは9月25日、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン「マツダ・テクノロジー・フォー・キッズの進化」がキッズデザイン協議会会長賞(奨励賞)を、子どもたちの創造性と未来を拓く取り組み「クルマの進化を知ろう、ものづくりの楽しさを感じよう」がキッズデザイン賞を受賞したと発表した。

キッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という3つのデザインミッションを実現するための優れた製品・空間・サービスを選び、広く社会へ伝えることを目的とした顕彰制度。受賞作品には、「キッズデザインマーク」の使用が認められる。マツダの自動車技術が同賞を受賞するのは、一昨年の「子ども視点で開発するMAZDA TECHNOLOGY FOR KIDS(マツダ・テクノロジー・フォー・キッズ)」(内閣総理大臣賞)以降4年連続となる。

「マツダ・テクノロジー・フォー・キッズの進化」では、チャイルドシートの取り付け性改善や、ドア開度の変更による子どもを抱きかかえての乗降性向上、子どもを挟み込みから守るタッチセンサー付「パワーリフトゲート」など、子ども視点だけでなく、保護者視点での安全・安心にも着目。「運転する母親と同乗する子どもへの配慮」という新たなテーマに取り組んだことが高く評価された。これらの技術は新型『CX-5』などに採用されている。

「クルマの進化を知ろう、ものづくりの楽しさを感じよう」では、マツダが2008年から10年間継続してきた、ものづくりの楽しさやクルマへの興味を育むことを目的とした、夏休みの学習支援イベントの一環。今回、2016年7月~8月にかけて小学3~6年生を対象に実施した「比べよう!クルマの今・昔~環境・安全性能を楽しく学ぼう」が評価された。同イベントは、広島県、東京都、神奈川県で開催し、総勢約430名の児童と保護者が参加した。

《纐纈敏也@DAYS》

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