メルセデス、ドローンで商品をオンデマンド配達…注文当日に

自動車 ビジネス 企業動向
メルセデスベンツVクラスの商用車とドローン
メルセデスベンツVクラスの商用車とドローン 全 3 枚 拡大写真

メルセデスベンツは9月28日、スイス・チューリッヒにおいて、メルセデスベンツ『Vクラス』の商用車とドローンを使ったネット通販商品のオンデマンド配達プロジェクトを開始したと発表した。

このプロジェクトには、メルセデスベンツ、米国のドローンシステムメーカーのMatternet社、スイスのネット通販のsiroopが参画。ネット通販商品をオンデマンドでスピーディに届けるために、配達車両とドローンの効率的なシステム構築を目指す。

3週間のパイロットプロジェクトの期間中、ドローンで配達可能な家電などの重さ2kgまでのネット通販商品を、siroopで注文できる。配達は注文当日に行う。チューリッヒ市内に4か所に「ランデブーポイント」が設けられ、メルセデスの配達車両は、そのうちの1つに停車。荷物を載せたドローンは、メルセデスの配達車両へ飛んで行き、屋根上に着陸。商品を受け取ったドライバーは、注文者に商品を届ける。

このプロジェクトの目標は、オンデマンド配達のサービスレベルを大幅に向上させ、結果として小売業者や消費者にとって付加価値を創造すること。メルセデスベンツによると、一般的な宅配便サービスと比較して、全体的な配送時間とコストが削減できるという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る