ファミリームードあふれるクラシックカーイベント…マロニエオートストーリ―秋ミーティング開催

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ファミリームードあふれるクラシックカーイベント…マロニエオートストーリ―秋ミーティング開催
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10月1日、みちのえきうつのみやろまんちっく村(栃木県宇都宮市)を起点に、マロニエオートストーリ―秋ミーティングが開催された。主催はマロニエ・オートストーリー・フォーラムと、ファーマーズ・フォレスト。

今年で9回目を迎えたこのイベントは、地域の観光資源・名産品とのコラボレーションによる、自動車文化の啓蒙を目的に開催されているクラシックカーイベントだ。

昨年はろまんちっく村を起点に、大谷石採石場跡地に開設された大谷記念館(栃木県宇都宮市)へクラシックカーで訪れるイベントを開催。今年は、映画やCM、時代劇等のロケ地でも有名な若山農場(栃木県宇都宮市)の竹林をクラシックカーで走行することで、地域振興につなげることを目指した。

エントリーは55台。戦前のMG『J2ミジェット』や、ランボルギーニ『カウンタックLP400』、フェラーリ『512BB』などのスーパーカーなど、バラエティに富んだ参加車両が特徴だ。

また多くのクラシックカーイベントでは、男性同士での参加が多いが、このイベントでは、夫婦はもちろん、親子での参加が多く、中には、母親、娘、孫という3世代で参加のエントラントもおり、ファミリームードあふれるイベントとなっていた。

エントラントは随時、9時からおよそ80kmのツーリングに出発。日光杉の並木道などのルートをたどり、若山農場へ到着。広大な竹林の中を、しずしずとクラシックカーが走る姿はこのイベントだけでしか味わえない醍醐味だった。

さて、メイン会場となるろまんちっく村では、各種フード類のテントブースのほか、地元ディーラーによるプチモーターショー、Band生演奏なども行われ、クルマ好きだけでなく、老若男女、だれもが楽しめるよう工夫され、終日多くの来場者でにぎわった。

また、プチモーターショーの隣では発動機の試運転会や、二輪旧車の展示、宇都宮大学学生フォーミュラデザイナーズなどもブースを構え、さながら機械博覧会の様相を呈していた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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