京王電鉄、相模原線の値下げは2018年3月17日に

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京王相模原線の加算運賃引下げは2018年3月17日実施に決まった。写真は相模原線の若葉台駅。
京王相模原線の加算運賃引下げは2018年3月17日実施に決まった。写真は相模原線の若葉台駅。 全 3 枚 拡大写真

京王電鉄は相模原線の加算運賃引下げを2018年3月17日に実施することを決めた。同線の大半の区間で運賃が値下げされる。

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相模原線は調布(東京都調布市)~橋本(相模原市緑区)間22.6kmを結ぶ鉄道路線。このうち京王多摩川~橋本間の21.4kmは建設費の回収を目的とした「加算運賃」が設定されており、普通運賃(大人)の場合は距離に応じて最大20円加算される。

京王電鉄は「加算運賃収入等による相模原線建設事業費の回収が進捗してきている」として、今年8月に加算運賃の引下げを発表。普通運賃(大人)は1~8km(加算額10円)と9~13km(同20円)の距離帯で加算運賃を廃止し、それ以外の距離帯でも加算額を20円引き下げることにした。定期運賃の加算額も引き下げられる。

加算運賃の引下げ実施後、新宿・渋谷両駅からの普通運賃(大人・ICカード)は京王稲田堤駅までが10円値下げの237円に。京王多摩センター駅までは20円値下げの319円、橋本駅までも20円値下げの420円になる。

《草町義和》

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